皆さんこんにちは!鍼灸師オサダです。
今回は『〇〇が食べたいは身体からのサイン!〜なぜ〇〇を食べたくなるのか?〜』というタイトルでお話ししたいと思います。
前回のブログのより深掘りになっていますのでまだこちらをお読みでない方は先にこちらをお読みいただくことをオススメします!
今回はより細かい無性に〇〇が食べたい!というのは身体はどんな事が起きている可能性があるかを考えていきます!
※私の考察も含むため参考程度にしてくださいね!
「コーヒーが飲みたい」はどんなサイン?
コーヒーには健康効果も認められますし、私もコーヒーは好きです。
ですが過度にコーヒーが飲みたくなってしまうのはなぜなのか?
どんな可能性があるか考えてみましょう!
コーヒー摂取で得られる効果
・リラックス効果(主に匂い)
・カフェインによる覚醒作用
・ポリフェノールによる抗酸化作用
などが挙げられます。他にもコーヒーによる健康効果は報告されています。
コーヒーが飲みたくなる理由
主にコーヒーが飲みたくなる理由について考えてみました。
・ストレスに拮抗するため
・血糖値のコントロール
この2つです。
1つづつ考えていきましょう。
ストレスに拮抗するため
カフェインにはストレスに対応するドーパミンの分泌を抑制する作用があるとされています。
コーヒーを飲みたくなるタイミングが「会社」「仕事中」「疲れた時」の場合にはもしかするとその疲労からストレスホルモンを抑え、リラックス効果を求めているかもしれません。
また疲労感には鉄分の不足も関係しているため鉄分の不足もあるかもしれません。
鉄分の不足は疲労感や倦怠感を生みやすくなるため、コーヒーによる疲労回復(リラックス効果)もしくはカフェインによる自律神経への働きかけを欲している可能性があります。
血糖値のコントロール
血糖値とカフェインの関係は、カフェインによる副腎への働きかけから血糖値を上昇させます。
人間はストレスがかかると交感神経を興奮させるため、アドレナリンなどが分泌され血糖値を上昇させます。
過度(長期的な)なストレスが続いてしまうとアドレナリンなどが分泌されるべきタイミングで分泌されなくなってしまいます。
ようはアドレナリンの在庫不足です。
もしかするとカフェインの摂取によって血糖値をコントロールしようとしているかもしれません。
もちろん食事を摂っても血糖値は上がります。
いつも口寂しい、デスクに甘いものを置いておくなどこれも血糖値の関係があるかもしれませんね!
「疲れた時に〇〇が食べたい!」はどんなサイン?
Instagramのアンケート募集では面白い質問がありました。
疲れた時に食べたくなると上がった食べ物は主に2種類です。
・甘いもの、お菓子
・お肉
この2つでした!
疲れた時に”甘いものや”お菓子”が食べたくなる
これは主に血糖値のコントロールではないかと考えます。
また脳の栄養になるのは”糖質”と言いますよね。
疲れた時、甘いものやお菓子が食べたくなるのは低血糖症状による糖を欲している可能性があります。
血糖値に関しては先程あげた通りです。(見返したい人は→こちら)
カフェインが糖に変わるイメージです。
またお菓子や甘いものの糖質は多くが単糖類と言って吸収の早い糖です。
ですのでてっとり早く血糖値を上げる事ができます。
甘いものやお菓子の糖は、脳の快楽物質を分泌させるとも言われています。
そういった意味では自分へのご褒美とも捉えられますが、疲れやストレスを解消するために糖に依存してしまうとも考えられます。
疲れた時にお肉が食べたくなる
これは主にビタミンB群ではないかと考えられます。
ビタミンB群は主に8種類ありますが、その中でも
[ビタミンB1][ビタミンB2][ビタミンB6]は疲労と関係が深い栄養素です。
お肉の中でも”豚肉”はビタミンB群が豊富です。
タンパク質は意外に消化コストのかかる栄養素でもありますので、タンパク質の分解を助けてくれる消化酵素を持つ大根おろしとさっぱり食べてみるのもオススメです!
「ジャンクフードが食べたい!」はどんなサイン?
Instagramの質問では、ポテトチップス、揚げ物、◯ックなどが具体的に上がってきました。
色々検索していると出てくるのは「カリウム不足」でした。
個人的にはうーん。という印象でした。
ジャンクフードが食べたい!→カリウム不足!→排泄能力が弱い証拠!と多くにありますが、カリウムを含む食材としては、野菜、果物、芋類、豆類で植物性の食材には多く含まれている印象ですし、カリウム不足!って起こしにくい印象です。
カリウムとナトリウムはともに細胞の浸透圧のバランスを保ち、細胞間の水分量や栄養素の運搬の調整を行っています。
そこで考えたのは「体内(細胞間)の水分代謝に何かしら異常が出ている」サインかもしれません。
意外とこのようなお悩みを持つ方って
「水分全然取らない」
「飲む水分がジュース」
という方も少なくありません。
実は水分補給って細胞のために行う事が大切です。
→水分補給に関してはこちら
「チョコレートが食べたい!」はどんなサイン?
チョコに含まれる栄養素を考えて見れば、意外と不足しがちな「マグネシウム」(その他のミネラルも含まれてはいます)が含まれています。
それとやはり「糖」との関係が考えられます。
糖に関しては今までお話ししたところでおおよそ検討がつくかと思います。
意外と知らないのはマグネシウム
チョコレートにはマグネシウムが含まれます。
マグネシウムは身体の7番目に多いミネラルです。
細胞のためにも欠かせない栄養素、オススメの摂取方法は”水分補給にミネラルひとつまみ”と”食事でミネラル補給”です!
→オススメの摂取方法はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
例えば甘い物を食べないと仕方がなかった人が、水分補給を徹底したら甘いものが必要なくなったなど、変化が出る人もいます。
という事は、〇〇を欲するのは身体のサインかもしれませんよね!
(純粋に癖のようになっている人もいると思います)
他には
自分の苦手な場面で食欲がなくなる。
食に興味がない。
など栄養素ではなく場面での質問も多かったので、また違うブログにしたいと思います!
主に関係するのは”自律神経”だと思います。
最後に保険をかけるわけではありませんが栄養素は未だ未知の部分も多いものです。
今回は体の仕組みと栄養素から考えてみました!
何かの参考になれていれば幸いです🙇♂️
最後までありがとうございました。
こちらも合わせてよろしくお願いします🙇♂️
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