無意識に力が入ってしまう〜身体の力を抜くコツ〜

体の仕組み

皆さんこんにちは!
鍼灸師オサダです。

「〇〇さん力抜いて〜」

あなたはそんなこと言われた経験ありますか?

何をするにも力が入ってしまう。
常に身体がこわばっている。

そんな状態が続いてしまうと、筋肉の緊張を生んでしまったり、血流が悪くなってしまったり、疲れやすくなってしまったり‥と。

今回は「力の抜き方を覚えて身体をリラックスさせる」そんな事を考えてみましょう!

なぜ身体に力が入ってしまうのか?

なぜ身体に力が入ってしまうのかを一言で言えば「身体のコントロールが上手くいってない状態」が考えられます。

というのも、力が入ってしまうもなんとなくではなくて、多くの場合は理由があって力が入ってしまいます。

身体に力を入れる男

”常に”力が入ってしまうのは「緊張と脱力」が上手くコントロールされずに、緊張状態が続いてしまっているわけですが、これらのコントロールには身体の様々な機能が関わっています。
例えば、
・筋肉や骨格などの構造的な問題による緊張
・生理学的な作用による筋肉よる緊張
・神経の過剰な興奮による緊張
・精神的不安や怖さからの緊張

このような状態がベースにあると、中々力が抜くことができず、常に力が入ってしまうような状態です。

そして考えなくてはいけないのは、常に力が入ってしまっている方の多くは

・力が入ってしまっている事がわかっていない
・力の抜き方がわからない


状態にあるという事です。

力を抜くためには何からすれば良いのか?

先ほども言ったように「力が入ってしまっている事がわかっていない」「力の抜き方がわからない」場合にはその状態に”気がつかない”といけません。

例えば、PC作業中肩が上がっている、スマホを使っている時に首の筋肉が張っている、呼吸をする時に首の力が入っているなど。

これらは日常動作として身体の癖になっている事が多く自分で気がつくことは難しいかもしれません。

こんな時には「左右差」というのも役立ちます。

身体の検査をする男

内臓の位置ですら左右差があるので一概に左右が完全に一致しなくてはいけない!というわけではありませんが、動作や姿勢評価は時に身体の緊張度をみるのにも役立ちます。

首を左右振り返るような動きでも、左右に違いがあれば筋肉の緊張度が違う可能性が高く、もっと展開していけば、首の関節に問題があるかもしれないし、胸の背骨の動きが悪い事で首の動きを悪くしているかもしれません。

気がつくと同じような姿勢をとる事が増えていき、気がつくと筋肉の使い方にも偏りが出てきて、気がつくと常に力が入っている。

そんな場合には「力が抜ける感覚を覚えましょう」

力を抜くには力を入れることから⁉︎

力を抜く感覚を感じるのに紹介したいのが筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)という方法!(←リンクはWikipedia)

簡単にいうと‥

筋弛緩法

この方法を行う事で一部の報告では、血流量増加や筋緊張の緩和(筋肉痙攣の減少)、痛みの緩和などに効果が見られらとの報告もあります。

この方法を行うことの他のメリットとして自分の脱力した感覚をを掴むのに良いと考えています。

力がグーっと力が入っていた時と力を抜いた時の違いを感じましょう!

部位ごと変えて行うことで全身行う事ができます。

自分がリラックスできるやり方(例えば寝て行う、座って行う、力の加減など)を見つけて行いましょう!

痛みを伴う場合はその部位を中心的に行うことはあまりオススメできません。

その後のいつものデスクワークなどの姿勢をとると、自分の姿勢に力が入っていたことや、姿勢が少し不自然なこと、もしくは脱力してその姿勢を取れるかもしれません。

まずはこの筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)を試してみてください!

まとめ

今回は「無意識に力が入ってしまう〜身体の力を抜くコツ〜」として筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)をご紹介しました。

最初にもお話ししたように力が抜けない理由は様々なため、自分で特定するのは難しいかもしれません。

まずは脱力した状態の感覚を掴んでみましょう!
そうすると自分の姿勢って意外と力が入っていたんだな‥。
と気がついたりもします。

ある意味力を入れる事は、その姿勢を保つ防御の反応としても考えられるため、これらのブログも参考にしてみてくださいね!

今回も最後までありがとうございました!

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