春は不調が出やすい季節?〜環境の変化と世間の流れ〜

春は不調が出やすい? 体の仕組み

こんにちは!
鍼灸師オサダです。

今回は「春の不調を考える〜環境の変化と世間の流れ〜」についてお話ししていきたいと思います。

春は不調が現れやすい季節として表現される事が増えましたね。
ですが!この情報にも落とし穴があると思っています。(という僕も苦手意識が強い季節でした)

なぜなら昔の季語でも「気持ちの良い季節」として捉えている言葉も多く、
「陽春の季節」 「花の便り」
というようになんとなく素敵な季節を表しているようにも感じます。

ですがいつしか、春→不調が出やすいというのが当たり前になってしまった気がしているので、今回は春の不調についてもう一度考えてみたいと思います。

春

春の不調が出やすいと言われる理由

これは一番に挙げられるのは『自律神経の問題』が挙げられますよね。
そもそも春に自律神経が乱れやすいと言われるのはいくつかの理由があります。

・気温差や気圧の変化(自然環境の問題)
・生活環境の変化(生活環境の問題)

が主な理由としてあげられます。
皆さんも経験があると思いますが、昨日まで暑かったのに今日は肌寒い。
こんな気候は思い返してみれば春が多く、その様な感覚を感じる事が多いと思います。

自律神経は一言で言えば、自分の状態をちょうど良い状態にしてくれる神経ですので、気温差や気圧の変化、生活環境の変化は確かに負担がかかる事は間違いない気がします。

ただ!「春は自律神経が乱れやすい」という言葉が一人あるきしてしまった結果、なんとなく春を迎えると嫌だなって感覚になっていませんか?

時々出てくるオサダの思う”不調関連の言葉の1人歩きシリーズ”

『春は不調が出やすい季節』

そんな思いをぶっ飛ばしにきました👊笑

迫り来るオサダ

春を快適に過ごすための考え方

とはいえ、冒頭に僕も苦手意識があった季節とお話ししているように、身体への負担は大きい季節であるという事は間違いないと思います。

ですが、それで済ませてしまったら勿体ないと思うのも事実。
皆さんも桜が咲いて『わ〜春だな〜綺麗だな〜』って感覚ありましたよね?

桜を見ているその瞬間、あなたは『体調悪ぅ〜』って考えましたか?

多くの人はその瞬間には体調不良を感じていないと思います。

そうです!そこが今回のブログの大事な所になります。
(いつもの仕組みや理論ではなくマインドに近いです)

あなたの身体を緊張させる言葉ってこの世の中にいくつありますか?

僕は『春は不調の出やすい季節』という言葉には続きがあると思っていて、

春は不調のでやすい時期だから‥
・自分はどこに不調が出るだろう?
・自分の体調不良の原因は?
というようなイメージが多い気がしています。

これって方向が自分に向いている感じがするんですね。

意識が内にあるか。外にあるか。


では桜を見た時を思い返してみましょう。

意識の方向って向きである事に気がつくと思います。

とはいえ、じゃあ意識を外に向ければいいのか!って思うかもしれませんがこれが中々難しい。笑

外に意識を向けようとすればするほど、余計な事を考えちゃったりもするもんです。

春は不調の出やすい季節?

と、↑ここでこの言葉に戻ってみましょう。
今では多くの専門家、健康情報として使われるようになってしまいましたね。

冷静に考えてみたら春って良い季節でもありませんか?

あれだけ寒い寒い🥶と凍えていた時期を乗り越え、桜も咲いたり、緑も徐々に芽吹いたりして、お休みの日に日光浴なんかしてみたり。

考えてみれば春って悪い事ばかりじゃないですよね!

僕は自分の意識がどこにあるかも重要な要素だと思っています。
(病は気からもこんなイメージです)

春は不調の出やすい時期だから!と言って自分の不調を探しに行く必要はありません。

不調がある時はあるだし、ないときはない!
心地の良い季節でもあり、変化のある季節でもあるこの春を全身で味わって欲しいと思うのです。

そこには人のペースは関係なく、自分のペースがあると思います。

熊の冬眠明けも様々!

冬眠といえば熊がイメージしやすいと思います。
当然、熊の冬眠明けも明確に日にちが決まっているわけではありません。

熊の冬眠明け宣言ってあるのでしょうか?笑

その年の気候や雪の状態によって変わるみたいです(多分)

人にも人が持つバイオリズム(生体リズム)がありますし、大枠は似ていても人それぞれ若干の違いがあると思います。

ですので、3月終わりから「よし、いくぞー!!」と元気に4月を迎える人もいるでしょう。

反対に4月に入っても「なんだか体調が乗ってこないな〜」なんて人もいるでしょう。

その時々の身体の変化ももちろんあるとは思いますが、その冬の過ごし方、環境の変化なども関与しているのでもちろん年々で変わるものでもあります。

熊の冬眠明けも様々なように、不調を感じている人はもしかしたらまだ身体が起きていないのかもしれないですね。

だからこそ、変化の多い春(特に4月)の波に乗っても良いし、波に乗らなくてもそれもあなたです。
周りの人の動きと比較してしまうと、いつの間にか「あの人はこうなのに、自分は‥」

また方向が内向きになっているかもしれませんね。

その辺も含めてスマホとの付き合い方を読んでみると少し面白いかも!

あえていえばSNSとの付き合い方ですね!

春の不調を乗り越えるための習慣

とはいえ、「春は不調の出やすい時期だからケアしましょう!」これには私も賛同します!
ですので、春の不調を乗り越えるための習慣をいくつか紹介します!

水分補給の見直し

水分補給は身体の不調を改善していくためには多くの場合見直しが必要です。

水分補給

以上を参考に水分補給をしてみましょう。
血液循環、リンパ、筋肉の緊張(内臓も含む)、脳の機能など水分は多くのものに必要です。

まずはここから行ってみましょう!

全身のストレッチ

気候の変化から全身の筋肉も緊張しやすくなっています。
特定の部位というよりは全身のストレッチが良いと思います!

自分が心地良いくらいの強さでお風呂上がりなどに少し時間を作ってあげましょう!

ストレッチする猫

五感休ませる

環境の変化や周囲の状況の変化が多いのも事実です。
五感(特に視覚や聴覚)は少し疲弊しているかもしれませんね。

積極的に『休ませる時間』を作ってみるのはいかがでしょうか?

ここでいう休ませるというのは、自然に戻るようなイメージです。

例えば自宅に着いてからのスマホとの付き合い方。
移動時間を含めて、イヤフォンによる過剰な聴覚刺激。

を控えてみて、今ある感覚を大切にしてみるのもオススメです。
(これも外向きな意識の一つ)

便利になりすぎた世の中では、過剰な刺激になってるかもしれませんよね。

瞑想
今ある感覚を感じてみる

のんびりウォーキング

春を見つけにいくような感覚で外を散歩してみましょう!
イヤホン、スマホはおいて自然の環境を味わってみましょう。

春にだけ見える季節の変化を感じてみましょう。

深呼吸をしながら行ってみてもいいかもしれませんね😃

のんびりウォーキング

食べ過ぎに注意する

細い栄養素は置いておいて、食べ過ぎには注意しましょう!
季節の変わり目ということで内臓機能も低下している可能性があります。

食べ過ぎには注意とは言いましたが、胃腸に負担のかかる食べ方には注意と言ったイメージです。

・よく噛んで食べる
・間食を控える
・バランスよく食べる

この辺は鉄板ですが、意識して行うようにしましょう!


これらはあくまで一例ですが、気候の変化に対応できるように生活習慣の見直しもしていきましょう!

まとめ

今回のブログも最後までありがとうございました。
情報社会と呼ばれる現代には様々な情報が出回っています。

簡単に情報が手に入るようになったため、何が本当で何が嘘の情報かも判断がつきにくく、
あれもこれもとなりがちですが、これは一見外向きな方向に見えて

「もしこうしてしまったらどうしよう‥」
「自分が他の人にとってこう見えていたら‥」
「自分もこうでなくてはいけない‥」

と言ったように方向は自分に向いている事が多い印象です。

健康情報もすごく大切ですし、何をするかも大切だと思っていますが
『自分の在り方、自分の意識』も大切にして欲しいなと思ってブログにしました!

またの更新を楽しみにしていてください😃

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