皆さんこんにちは。鍼灸師オサダです。
今回は「気圧の変化や気温の変化に体調が悪くなる理由」に対して自律神経を中心にお話ししていきたいと思います。
・季節の変わり目にいつも体調が悪くなる
・4月5月、9月10月付近が調子悪い
・気温の変化についていけない
・気圧の変化によって痛み(頭痛や古傷)が出る
こんなお悩みがある方々にはおすすめの記事となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
なぜ季節の変わり目に体調が崩れるのか?
シンプルに季節の変わり目は気温差などがあるため自律神経系に対してストレスが大きい。というのはイメージがつきやすいかと思います。
仮にそれだけが問題なら上着や室温で調節するという事が有効かと思いますが、それだけでは片付かない方のために少し視点を変えて自律神経との関わりを考えてみたいと思います。
季節の変わり目に対して症状が出るという事を体内の反応として‥
季節の変わり目は気圧の変動が大きくなる→気圧の変化を三半器官が感じ取る→実際に体は動いてない→自律神経の誤作動が起きる→交感神経が敏感になる
というサイクルが起きている可能性があります。
細かい話になってしまいましたが、
気圧の変化によってバランスを感じ取る部分では揺れ動くのに実際には体は揺れ動いていないという
”頭で感じとる情報”と”体の動き”がチグハグになってしまい症状が誘発されるという事になります。
気圧の変化はどこで感じ取るのか?
気圧の変化を感じるのは顔にある神経
耳の奥にある内耳という部分は、音を聞く働きと平衡感覚を感じ取る二つに分かれます。
この平行感覚を司る部分(前庭器官)はリンパ液で満たされていますが、気圧の変化によって揺れ動きます。
それを顔にある神経が感じ取って痛み刺激と認識したり先程言ったようなリンパ液は揺れ動いている(=通常リンパ液が揺れ動くのは体の動きによって揺れ動く)のに体は動いていないチグハグな状態が交感神経を興奮させ、自律神経のバランスを崩します。
交感神経の働きは闘争逃走反応と言って動物の危険な状態な時に体を興奮させ逃げるか、闘うかの反応を取れるようにシステムをさ作動させます。
交感神経が優位になってしまうと痛みに対して敏感な状態になる事で痛みも感じやすくなってしまいます。
日常でできるセルフケアは?
大きく分けて2種類。
①神経の過剰反応を防ぐ
②リンパ液の揺れ動きに慣れる
この二つが普段からできるセルフケアになります。
①のセルフケアとしては、耳の付近に存在する迷走神経(副交感神経の代表核)に対してリラックス効果の高いマッサージをする事です。つまり耳周りの筋肉を緩めます。
方法はこちらに載せておきますね!
②のセルフケアは一言で言えば普段しない動きをしましょう!
幼少期には遊具や運動でリンパ液はたくさん揺れていました。
大人になるとどうでしょう?
気がつくとほとんど座って1日を過ごしていませんか?
家の中で前転してみる、バランスボールで揺れてみる、片足立ちの練習をしてみる
この辺は体調が悪くない時に行う事をおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日頃からできる事で気圧の変化に順応しましょう!
気温差に対して上着を持ち歩く、飲み物の温度なども気をつけて行ってくださいね😌
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