皆さんこんにちは!鍼灸師オサダです。
いかがお過ごしでしょうか?
今回は呼吸の深さに横隔膜が重要な理由についてお話ししたいと思います。
前回のブログでこちらの画像を出しましたがご覧になりましたか?😌
こちらの画像です。赤い線が横隔膜になります!
ご存知の通り呼吸とともに横隔膜は上下に動きますが、この動きは呼吸の深さに関係しています。
では細かく見ていきましょう。
横隔膜は呼吸にどのように関与しているのか?
横隔膜は呼吸とともに上下に動く。
これは多くの方が知っている事かと思います。
もう少し深掘りする事で皆さんの健康により役立ちます。
そもそもなぜ横隔膜が呼吸とともに上下に動くかと言うと、横隔膜の上下する働きにより、肋骨などに囲まれた胸腔内の圧力が変化し、肺が膨らんだり縮んだりすることで呼吸が完成します。
つまりは呼吸には横隔膜の動きが必要不可欠になります。
また横隔膜は”膜”と言う名がついている通り、膜上の筋肉です。
実際にはこのように360°膜状に存在しています。
横隔膜が上下に動く=横隔膜が360°円状に広がったり閉じたりすることになります!
つまり深い呼吸をできるようになるという事は横隔膜が上下に動く事、360°円状に広がったり閉じたり開いたりする事で、胸腔の圧力が変動し肺が十分に広がったり閉じたりできるようになるわけです。
横隔膜の動きは構造に依存する
では横隔膜が正しく動くためにはどうしたら良いのでしょうか?
ここには構造的な要因が関わってきます。
どういうことかというと横隔膜が付着する部分の構造で横隔膜が正しく動くかどうかが決まってくるということです。
横隔膜の付着する部位は‥背骨、肋骨、胸骨です。
通常の筋肉は基本的に骨に始まり骨に終わるのですが、横隔膜は骨から始まり、横隔膜自体に停止部を持っているためドーム状の形をしており上下、円状に動きます。
つまり胸郭と呼ばれる部位に異常が見られると、横隔膜の動きにも影響を及ぼすということになります。
胸郭と呼吸に関してはこちらも参考にしていただけると理解しやすいかと思います!
呼吸機能を見直すには構造的な問題と機能的な問題を!
「呼吸が浅い」「呼吸機能の改善」「深呼吸しましょう」というように呼吸に関するお話しとなれば、体の機能の問題、体幹の問題、疲労の問題、自律神経の問題など言ったように1方向から考えられる事が多い印象ですが、双方から解決を目指す事が大切かと思います。
呼吸を深くしたければ、体の仕組み(生理反応)として自律神経を整えたり、体の構造(運動機能)としてトレーニングや体の使い方を考え、ケアをしましょう!
1人1人の習慣や体の使い方から何を先にやるべきかを考えながら行う事が1番です。
お近くの信頼できる先生やトレーナーさんなどに相談し自分の弱点をしるのもよい方法かもしれませんね!
今回はこれで終わりにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました😁
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